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【  2013年04月  】 

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」32

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.01 (Mon)

 一方、冴は学校の近くの公園にいて、ベンチに座っていた。ブレザーのポケットから携帯を取り出して、番号検索をした後、発信ボタンを押し、発信音が三回鳴った後、相手が出た。「はい。KY投資カンパニーです」「多野と言います。高城さんお願いしたいんですが」「申し訳ありません。今高城は外出中なのですが」「わかりました。高城さんに多野と言う者から電話があったとお伝えください」「お伝えしておきます」相手がそのように返...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」33

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.04 (Thu)

 冷菜は舞子のいる部屋に行って声をかける。「舞子さん。そろそろ時間なので、帰り支度をしてください」「あ、はい。わかりました」舞子はそう言って帰り支度を始めた。「あのお」「何でしょうか?」「実は今日はあんまり作業が進みませんでした」舞子が落ち込み気味だ。「そう言う事だってあります。焦らずゆっくりやってもらえばいいです」冷菜は舞子を笑顔を向け、舞子と供に部屋を出た。冷菜は舞子を玄関まで送り、舞子が乗った...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」34

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.05 (Fri)

 中国・香港。香港島の西部にある観光名所として有名なビクトリアピークには富裕層が住む高級住宅街がある。その高級住宅街にある中の一つの豪邸。その豪邸の一つの部屋で楊美鈴(ヤン・メイリン)は自分の書斎でパソコンで仕事をしていた。突如、美鈴の書斎の電話が鳴った。美鈴が電話に出る。 「隔了好久。美鈴(久しぶりね美鈴)」 「冷菜。什么事情?用日语结构哟(冷菜。何の用なの?日本語で結構よ)」 美鈴にそう言われた冷...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」35

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.11 (Thu)

 ある大都市の高層ホテルの無数ある部屋の一つに神里泰伸がいる。泰伸の携帯が鳴り、スーツの左胸の内ポケットから取り出し、電話に出た。冷菜からだった。「泰伸様。お忙しいところを申し訳ありません。今よろしいですか?」「構わないがどうした?」冷菜が琴美が例のサイトに登録し、舞子に危害を加えた事。それに対し琴美が後悔してる事。そのサイトから琴美の痕跡を第三者を通して消させた事を報告した。そして自分の配慮のなさ...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」36

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.12 (Fri)

  冷菜が琴美の過ちの対処に追われる約二時間前、誠良、真岼、美紅は自宅マンションの駐輪場に自転車を置き、管理人室に向かった。「管理人さん。あの部屋を使うから、鍵を貸してくれません?」「あいよ。それにしても美紅ちゃん元気がないね。どうしたの?」「いや、ちょっと」誠良はさらりとかわし管理人に鍵をもらう。鍵をもらった誠良達は管理人室を出た後、マンションの玄関口にあるオートロックの番号を押す。途端にガラス張...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」37

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.12 (Fri)

  誠良と真岼は部屋を出てしまったため、部屋にロックがかかっていた。開けてもらおうにも部屋に誰もいないので、さっきと同じ手順でロックを解除した。ドアを開けて部屋に入り、パソコンのデータの解凍が終わっており、誠良は椅子に座り、そのデータを開いた。データを開くと、一美の携帯に登録されてる番号や写メなどがあった。誠良はまずは今日の昼に起きた乱闘に参加したメンバーを調べた。メールを送った全員を調べると、誠良...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」38

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.14 (Sun)

  30分後に武流が、一時間後に統哉と里実が例の部屋にやってきた。三人とも制服姿だ。里実が口を開く。「カイ、香奈が脅されている理由がわかったって?」「ああ、これだが」誠良は三人に、その画像と動画をパソコンの画面で見せ、その画像を観て三人は苦い顔を浮かべた。「こりゃきついね」統哉がひきつった笑みを浮かべる。「こんなの今の美紅に見せられないじゃない!」里実は憤りを感じてた。武流が誠良に問う。「これって間倉...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」39

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.14 (Sun)

  その頃、立足は学校からの帰宅途中で、自転車をこいでいた。自転車をこいでる最中、ブレザーの右ポケットの携帯のメールの着信音が鳴り、立足は自転車を停めて、右ポケットから携帯を取り出した。受信したメールを開封すると、立足は青ざめた表情となる。それは香奈の画像や安恵や一美達とデジカメやビデオカメラを購入した映像だった。そして最後に「この画像を送った者だ。この電話番号に電話をしろ。さもなくばこの画像を学校...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」40

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.15 (Mon)

  里実はパソコンで石岡泰子の個人情報を割り出し、非通知設定で泰子の自宅に電話をかけ、泰子は既に帰宅していたので電話に出た。里実が音声変換用のヘッドフォンを頭にかけて、口を開いた。なおこの通話の会話は誠良達にも聞こえるようになっている。「遅くに申し訳ありません。私PN社の製品管理室の島崎と申します。石岡泰子様でいらっしゃいますか?」「はい、そうですけど。どういったご用件でしょうか?」「実は石岡様が購入...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」41

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.17 (Wed)

 安恵の部屋に入った武流と里実は鞄から、ノートパソコンとメモリーカードリーダーを出して、部屋にあるファッションテーブルに置き、カードリーダーのコードの先をノートパソコンのメモリカードスロットに繋げた。安恵がデジカメとビデオカメラのメモリーカードスティックを持ってきて、里実に渡した。里実はまず安恵から受け取ったビデオカメラのメモリーカードスティックをカードリーダーに差し込んだ。ノートパソコンのディスプ...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」42

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.18 (Thu)

 誠良はパソコンで「地方言語変換アプリ」を作動させる。「カイ、何でそんなの作動させるんだよ」「衛原は方言がきつい方だろ?標準語で話すと、怪しまれるじゃないか?」「だってメールだぜ?」「メールでも、文面書く場合は自分が出るものさ。話し方とかね」「本当かな」統哉は誠良の発言に首を傾げる。「まゆ。準備はいいか?」「できてるよ」「よし、その前にテストだ」真岼は地方言語システムに、文章を入れて変換させた。シス...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」43

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.19 (Fri)

  武流と里実は作業を続けていた。「カイからの電話なんだったの?」「シリアルナンバー教えてくれだって。何で必要かと聞こうと思ったらはぐらかされた」武流が首を傾げてる最中、部屋に向かって足音が聞こえてきた。やがて足音が大きくなり、ドアの前で音がやむ。ドアが開き、安恵が姿を現した。「これもおねがいします」安恵は携帯のメモリーカードスティックを二人に差し出し、武流は「わかりました」と言って、メモリカードス...全文を読む

私事を開始します。

日常(自分のブログや趣味など)

2013.04.19 (Fri)

  このブログで、私の物語を読んでくれてる皆さま。この記事から物語の他に、自分が物語を書いて日々思ってる事、自分の好きな事、印象に残った出来事などを自分勝手に話したいと思い、「私事」を始める事にしました。「私事」は不定期に投稿しますので、もしかしたら一か月も更新しない事もあるでしょうし、日々集中的に投稿する事もあります。さて第一号の投稿内容は今夜は金曜ロードショーで映画版「コナン」の「11人目のストラ...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」44

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.20 (Sat)

 誠良達が工作活動を行ってる最中、美紅はマンションの自室のソファでMSMをふかしながら座っていた。香奈から”貴方なんか大嫌い!”と言う言葉が、美紅の脳裏に焼きつき、時折涙を流してた。「香奈・・ううう」美紅は口にくわえていたMSMを右手で灰皿に置いて揉み消し、左手で涙をぬぐっていた。部屋は電気もつけずにうす暗くなっていく、誰もいない自分の部屋に美紅のすすり泣きが響いていた。美紅は手元にある携帯を右手に持ち、香...全文を読む

35歳の高校生

日常(自分のブログや趣味など)

2013.04.21 (Sun)

  今期春クールの日本テレビの土9のドラマで、今話題の女優、米倉涼子が人生初の女子高生役として、学校内のさまざま問題に立ち向かうと言う内容のドラマが話題になっている。 この物語の内容は「スクールカースト」と言って、生徒同士が互いに値踏みし、「一軍」「二軍」と順位をつけ、教室内で差別化すると言うもの。 カースト上位者は、様々な権利を得て、下位の者は発言する事すら許されない。 弱い生徒は排除され、教師す...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」45

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.21 (Sun)

 誠良、真岼、統哉の三人は306のパソコンルームで話しあっていた。誠良が口を開く。「高城さんから電話があったって言うのは、どういう事なんだろ?」「高城さんの所属するYK投資カンパニーは、西寺グループと契約持ってるから、花蓮を懲らしめる事となると、西寺グループと敵対する事になりかねないからね。高城さんはそういった裏工作も引き受けると言うし」「妨害して来たという可能性は高いな」真岼の意見に誠良は右手を顎に置...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」46

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.23 (Tue)

 続いて冷菜の事での話し合いになった。「グッピー。高城さんは要件を言わなかったんだな?」「うん、会ってから話すって」誠良は美紅にそう言われた後、しばらく考え込んだ後、顔を上げた。「わかった。会ってみよう」誠良の発言に、みんなは驚いた顔をする。「ちょっと!圧力をかけに来たのかもしれないのに」里実は誠良に心配そうな表情を向けた。「そうかもしれないが、こっちにも言い分があると言う。俺達も詳しく話すつもりは...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」47

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.24 (Wed)

  同時刻、シノと優香はナツキとファミレスで会っていた。シノと優香が隣同士で座り、ナツキが向かい側に座ってる。「ナツキ、ごめんね。呼び出したりして」「ううん。別にいいよ。何があったの?」シノは現在の舞子の状況をナツキに話し、ナツキはしだいに悲しげな表情を浮かべる。「舞子ちゃんがそんな目に」ナツキは沈んだ表情をする。「学校の方はなんて言ってると?」「担任の教師はいじめがないって言い張ってるの。それに舞...全文を読む

ルパン三世VS名探偵コナン the movie

映画、海外ドラマ

2013.04.24 (Wed)

 今日本屋でサンデーを立ち読みしてたら、なんと「ルパン三世VS名探偵コナン」の映画化が決定したと言うニュースがありました。 これは2009年3月でテレビスペシャルで放送し、19.5%と言う高視聴率を得て、昨年3月にも再放送でも15.2%と言う高視聴率を得ました。 私的にはまたやってほしいと言うのがありましたので、この発表は嬉しかったです。 詳細は明らかにされてませんが、前回は共闘と言う感じですが、今回は対決ものになる...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」48

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.26 (Fri)

 冴は自宅のパソコンで、自分と自分の耳(情報源)の調査を基に舞子のいじめに関する人間関係を作成し、それを見て考え事をしていた。パソコンのディスプレイには冴がA~Fにグループ分けをして、そのグループに対して、考察したものが文面に表示されている。Aグループ(本山寛斗、畑鏡隆矢、芳野妙子、堀本舞子) 本山寛斗と畑鏡隆矢は芳野妙子と幼少の幼馴染。堀本舞子との関係は芳野妙子が幼少の時に、音楽教室で出会い、小学校...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」49

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.26 (Fri)

 Dグループ(高城冷菜、音梨琴美)このグループも堀本舞子とはなんらかの関係がある。高城冷菜は堀本舞子をスカウトした人物であるが、目的は不明だ。毎日放課後に待ち合わせ場所を毎回変えると言う徹底ぶりは、周囲に印象を残さないと言うやり方なんだろうと考えている。西寺花蓮の事を知っている人物で、彼女が堀本舞子へのいじめに関わっている事を知っている。しかしビジネス上の関係がある以上、直接的な摩擦を避けたいと考え...全文を読む

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」50 END

CHAPTER2「悲哀の少女・前編」

2013.04.27 (Sat)

 Fグループ(間倉香奈、玉野花代)このグループは堀本舞子に対して、いじめをしているが、Bグループにいる面々とは状況が違うので、こちらにした。まずは間倉香奈。彼女は本来Bグループに所属するであろう人間だが、そのグループにいるいじめの中心人物三人(西寺花蓮、衛原一美、石岡安恵)に最も近い位置にいながら、不遇の扱いを受けている。間倉香奈は堀本舞子がいじめに遭う前は、自分がいじめを受けていた。堀本舞子のように...全文を読む

CHAPTER3「悲哀の少女・後編」1

CHAPTER3「悲哀の少女・後編」

2013.04.28 (Sun)

 次の日の朝、舞子は憂鬱な気持ちで登校してきた。自転車を停めて、重い足取りで校舎に入り、上履きに履き替え、階段を上り始めようとしたその時、階段の踊り場にスカーフをかぶった四人の女子が立っていた。その内の一人がバケツの中にある泥水を舞子目がけて放ち、泥水が舞子にかかり、制服、髪、眼鏡が泥が混じってびしょ濡れとなる。舞子の周囲にいた生徒達もその余波がすくならからずあった。「こら!何するとか!」余波のあっ...全文を読む

CHAPTER3「悲哀の少女・後編」2

CHAPTER3「悲哀の少女・後編」

2013.04.30 (Tue)

 武流と音葉は互いに向き合っていた。「音葉、俺達があいつらを標的にしてるのは知ってるよな?」「知ってますよ」音葉は両腕を組みながら、武流の質問に答える。「何故、おまえもあいつらを監視している。誰がおまえの雇い主なんだ?」「貴方にそれを言う必要あるんですか?」音葉は軽く受け流した。「仕事に支障が出るのはこまるんでな」「別に!私は貴方達の邪魔などしてるつもりはありませんよ。私には私なりの考えがあって、あ...全文を読む

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