「Music of Life」
CHAPTER1「青春のプロローグ」

CHAPTER1「青春のプロローグ」19

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 舞子は指定の場所に自転車を走らせ、着いた先はのどかな公園だった。

そこに自転車を鍵をかけて止めて、指定の場所に歩いていくと黒のバンが停まっていた。

バンから黒のスーツを着た男二人が降りてきて、舞子の方向へ歩いてきた。
「堀本舞子さんですね」
「はい」
舞子は小さく返事した。
「それでは行きましょう」
男二人に連れられ、舞子はバンに乗った。

バンに乗った舞子は黒い布を渡された。
「申し訳ありませんが、機密事項を守るため、目隠しをしてもらいます」
舞子は戸惑った表情をしたが、眼鏡を外して、布で目隠しをした。視界のない舞子はどこを走ってるのかわからなかったが、周囲から聴こえてくる音を聴いて楽しんでた。

30分くらい走った後、車が停まった。
「目隠しをとって結構です」
男が言うと、舞子は目隠しを取った。舞子の視界に飛び込んできたのは、古風な作りをした大きな家だった。

バンから出た舞子は玄関で冷菜が出迎えた。
「よく来てくれましたね。舞子さん」
冷菜は笑顔で迎えた。舞子は玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えた。冷菜は舞子を中へ案内した。
その光景を遠くから自転車にまたがる琴美がじっと見ている。

舞子は家の広さに驚きながら歩く。5分くらい歩いた後、一つのドアが目の前にある。冷菜はドアの近くにあるボタンの暗証番号を押してドアを開いた。
「すいません。色々とここは機密となるものが多いので、セキュリティが随所にあるんです」
「いえいえ」
冷菜は舞子を気遣い、舞子は気にしてないと答える。

ドアに入ってから少し歩いて、一つの部屋に案内され、部屋に入るとパソコンや電子ピアノなどが置いてあった。
「一応、一通りのものは揃えました。このエリアはセキュリティが敷かれてるので、人はそう簡単に入ってこれません。琴美様もここの部屋の事を知りません。冷蔵庫に飲み物がありますし、近くにトイレもあります。何かあれば、そこの電話で用事を申しつけてください。後、言い忘れましたが私物は預かります。携帯とかもです」
舞子は冷菜に鞄と携帯を渡した。

「先程堀本さんの家で言ったように、平日は放課後で18時か19時まで、土曜日は朝9時から夕方の5時までとします。ご都合の悪い時は以前渡した私の名刺に記載されている電話番号にご連絡ください」
「は、はい」
舞子は椅子の座り、早速作業を始めた。

そんな中、冷菜の携帯が鳴る。
「はい。はいわかったわ。すぐ行く」
冷菜は携帯の電源を切って、舞子の方を向いた。
「堀本さん。私は他にも仕事がありますので、ここを離れます。時間になったら迎えに来ます。自分のペースで無理をせず作業しててください」
「はい」
舞子は小さく返事し、冷菜は部屋を出ていった。

冷菜は舞子のいるエリアを出て、すぐ通路に出た。そこには藤舛竜智がいた。
「どうしたの竜智?」
「琴美さんが高城さんを探してますよ」
「わかった。部屋で待ってるように言って」
そう言われ竜智は携帯で琴美に連絡した。

冷菜は琴美の部屋に向かった。家の一番奥に琴美の部屋がある。琴美の部屋の前のドアに立った冷菜はノックした。琴美が応答したので、ドアを開ける。琴美が椅子に足を組んで座って待ってた。

琴美は冷菜を呼び出した理由とは?
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~ Comment ~

NoTitle

・・・ちょっとドキとしましたね。
あ、いや、そのことに関しては個人的なことなのですが。
そういえば、昔、私が人生を変えた作品でこういう状況があったので。
これとはまた諸々事情も状況も違うのですが。
・・う~~む、どこで心の琴線が動くか分からないものです。

LandMさんへ

自分の人生を変えた作品が作品ってありますよね。
でもいつどこで出会うかわからない。状況や内容が違えど、同じように感じてしまうのは私もそんな経験があります。

自分の作品にそういった展開があったとは驚きですね。嬉しいものです。

NoTitle

琴美さんに秘密で・・・だけど同じ屋敷で・・・万全のセキュリティ・・・
なんかものものしい割にちょっとアクシデントも起きえる状況ともいえますよね・・・。
そういうのも今後のストーリーに関係するのかしら?と思いつつ・・・。
続きを想像しながら読んでます♪


  • #409 ぐりーんすぷらうと 
  • URL 
  • 2013.12/04 16:11 
  •  ▲EntryTop 

ぐりーんすぷらうとさんへ

いつもありがとうございます。
確かに琴美にも知らないところが屋敷内にありますね。
琴美はそれを知ってますが、舞子がそこに入るのを観て何かを思ってます。
これは続きを読んでいけばわかります。
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