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「BLACK PARKA -ブラックパーカー-」
黒いパーカーの少女

あとがき

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今回初めて人の生死と言うのを描きました。そしてさまざまなタブーに挑戦もしました。
快楽殺人、ネクロフィリアなどです。
猟奇殺人はいつか描きたいと思っていたので、こうして形になりましたが、皆さんの目から観てどうだったでしょうか?

今回この猟奇殺人を描くに当たって、主人公の少女はただ単に人を殺しますが、それではどういう人間を殺すと言うのを考えました。

殺害される人間は普通の暮らしで生きる人々ですが、人としてやってはいけない過ちを犯してる人間です。例えば学校でのいじめ、家庭内のいざこざ、ご近所トラブル、職場のトラブルなど、生きていればそういった事に遭う事はあるでしょうが、そういったのは司法に委ねられると言う事はあまりありません。

しかしそういった出来事を招き、挙句の果てには人生を狂わされる人間もいる訳です。主人公の日堂樹里もそういう出来事に狂わされた人間です。

そして殺める側だが、快楽殺人者であるが、ただランダムに人を狙うのではなく、上記に述べたそういった出来事を招く人間をブッキングさせ、殺害させると言う事にしました。

そこでどのようにして快楽殺人者と一般社会における非人道的な人間をブッキングさせるかと言うと、そこには第三者が絡んできます。
序盤に出てきた謎の男、そして樹里の“仕事”をサポートするコンタクターの存在です。
コンタクターが仕事の段取りを組み、それを樹里が標的を始末します。

一見すると殺し屋のようなもんでしょうが、私は樹里をあえて殺し屋として描いてません。あくまでサイコものですから、快楽殺人者として描いてます。
ただ殺人を犯す訳ですから、ランダムに殺すなら、相手がどんな人がわからない。だから第三者の人間を置き、組織的なものにしました。

今回殺された木野孝恵ですが、私が昔、集英社発行のいじめに関する本を読んで、その本の内容に、幼少の頃、教師にいじめを誘発されたと言う記事があり、それを読んで、憤りを感じた事は当時は覚えています。
だからこの作品を描く際、この記事の事が思い出し、樹里の今回の標的に選びました。

この作品は賛否両論があるでしょう。勿論殺人はいけません。私もそう思ってます。
でも現代社会ではそれでも殺人は起こっています。“必要悪”と言う訳ではないですが、この物語で殺される人間も生前では他人の人権を平気で奪ってる訳ですから、必要ならば命も奪う必要であると言えると思い、この作品を書きました。

不定期連載中の長編「Music of Life」に出てくる楷真誠良も物語中には描いてませんが、ある意味他人の人生を奪ってる人間です。樹里と違うのは命を奪わないだけで、ある意味同じと言えるかもしれません。
この物語にも「Music of Life」に出てくる地名があるので、いつか誠良と樹里はどこかで必ずなんらかの形で対決させる事になるでしょう。

今回は短編として発表しましたが、これをシリーズ化する予定でいます。来年に二作目を描きたいと思い、いずれかは樹里と同じような人間も出す予定です。

ここまで読んでくれた皆様に感謝します。それでは次回作にご期待ください。


樹里の次なる標的は?
いつになるかわかりませんが
続編を書きたいと思ってます。
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~ Comment ~

NoTitle

僕の数少ない読書歴でまず思い出したのが、我孫子武丸先生の「殺戮にいたる病」。あれから何年も経ち、時代背景や思想背景は変化しているのでしょう。女同士ってのがオリジナリティ高いと思います。第三者の存在もなければ、樹里はただの殺人鬼として終えてたんでしょう。

続編期待したいなぁ、と思っていたらそうですか続くんですか。

まあ、樹里の行き着く先に救いはない気はしますけどね。

この手の話は賛否両論あると思われますので物語背景やキャラクター心情などはノータッチということで。


コメントありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

青井るいさんへ

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

新年のご挨拶ついでに、この「BLACK PARKA」を読んでくださるなんて嬉しいです。
「殺戮にいたる話」はわかりませんが、この話は過去の凶悪事件、書物で言えば「悪の教典」や、映画は「ダークナイト」のジョーカーなどを参考にしてます。

こういった第三者の存在がなければ、本来対象となる相手がわからず、樹里はただ単に犯罪を犯して、すぐに警察に捕まっていたでしょうね。

続編は製作するつもりでいますが、このシリーズは1話、1話が独立した話になってますので、何処から読んでも楽しめるような作品にするつもりです。

確かにこういう事を犯してる樹里は救いのない結末になるでしょうね。この話は賛否両論は必ずあると思ってます。

昨年はとてもお世話になりました。今年もよろしくお願いします。

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