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「Music of Life」
CHAPTER4「各々が奏でるソナタ」

CHAPTER4「各々が奏でるソナタ」10

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里実が皆に向けた携帯に、クラスメイトは一斉に携帯を取り出し、WCLでのやりとりが記載されている掲示板を観た。

「ちょっとこれどういう事よ?」
女子生徒の一人が叫びだす。
「誰がこんなの掲示板に貼ったのよ。音葉あんたなの?」
「また私ですか?」
女子生徒の一人が音葉に問いただし、音葉が反論する。

「じゃあ楷真達か?」
「何で俺達やったと思うんだ?」
男子生徒の問いに誠良は首を傾げる。

「おまえらが言いだしたからだろ?」
「だからたまたま見つけたんだって」
統哉は両手を頭に乗せてにやけながら答えた。

「おいこれ観ろよ」
一人の男子生徒が皆に呼び掛け、周囲の生徒は男子生徒の周りに集まりだす。
内容は別の掲示板でTwitterに、舞子のいじめについてつぶやいてる内容だった。
「これおまえのアカウントじゃないか?」
「え?」
呼び掛けた男子生徒が女子生徒に問う。

「そうだけど・・。どうなってるの?あたしこんなの書いてない!」
「嘘つけ!最近Twitterで自分の悪事をさらけ出す馬鹿が多いと聞くからな」
「あんただって書いてるじゃない?」
「え?」
女子生徒は携帯を男子生徒に向け、男子生徒は自分のTwitterのアカウントを開いて、青ざめた表情を浮かべた。
「俺のも・・し、知らないよ」
男子生徒は唇を震わせる。

「ちょっと何だよ。こんなの投稿して!こんなの書いたらどうなるかぐらいわかるだろ?」
「だから俺は知らないって!」
「あたしもよ!」
二人はクラスのみんなに反論するが、証拠があがってるため、みんなからは信じてもらえない。

「おい!おまえのは動画まで添付されてるじゃねーか!」
「え、何で?」
今度は別の生徒のTwitterに舞子のいじめの動画まで添付されていたのだ。

「おいこんなの載せるなんておまえ馬鹿か!」
「はあ?こんなの知らないって言ってるでしょ!」
「今度はこっちのもだよ」
クラスのあちこちで、各々の携帯に舞子のいじめのつぶやきや動画が添付され、大騒動となる。

「ちょっとあんた達。何をやってるのよ!動画なんて添付したら、いじめがばれてしまうじゃない!」
玉野はクラスメイト達に大きな声で叫び、クラスメイトは玉野に視線を向けた。
「ちょっと先生。つぶやきはやったけど、動画は添付してないよ」
女子生徒の一人が反論して、今度はクラスメイトは反論した女子生徒に目を向けた。
「ちょ、ちょっと馬鹿!」
隣にいた女子が小声で、反論した女子に慌てふためいた表情で、肩を揺さぶった。
「他にもやった奴はいるのかな?」
下條が眼鏡を淵を右人差し指で上げながら問うた。

「あんた達。そんな事つぶいやいて馬鹿じゃないの?」
「うるせえ玉野。おまえだってエッチ動画載せただろうが?」
玉野の言葉に男子生徒の一人が携帯に添付されている玉野の淫行動画を向けた。
「ちょ、ちょっと何、て、添付してるのよ!」
玉野は生徒の携帯を取り上げようとするが、生徒は携帯をブレザーのポケットに入れる。
「何なのよ。それ消しなさい!いじめの動画もつぶやきも消しなさい!」
玉野は生徒達に叫ぶが、生徒達はつぶやきや動画の事であちこちで揉めている。

「はあこれまずいですよ」
優花はため息をつきながら右手で頭を抱えた。

“そう俺達がやったんだよ”
誠良達は荒れ狂う生徒達の姿を観て、そう思いながら小さく笑みを浮かべた。

玉野並びに生徒が混乱をする。
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NoTitle

ネットや噂に左右される年齢は過ぎてしまったなあ。。。
今の子どもはどういう風に成長していくんでしょうね。
携帯やネットが当たり前にある時代。
依存はよくないですけどね。

LandMさんへ

自分が子供の頃はま携帯が出始めた頃ですからね。ネットはその先でした。
だからある程度大人になってからですから、そういうのがいけない。こういうのが駄目と言うのは認識できましたが、今の子供は携帯やネットや当然の時代。どうなっていくのか?私も気になるところです。
でも私の親戚の子供は高校生ですけど、携帯も持ってなく、ネットもしないようです。
そういうのがなくても生きていけると言う事なんですね。
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